既製テラスを現地の敷地に合わせて台形に加工しました。
お客様は、当初出、出幅は小さくてもとのお考えでしたが、そうすると、通路の真ん中に柱が建つことになり邪魔になってしまいます。よって、思い切って敷地一杯にテラスをかけました。屋根材は、値段も手ごろで加工もしやすい波板ポリカを使用しました。

柱を立つスペースがないため、柱無しのテラスをお勧めしました。
屋根材においては、熱線遮断ポリカを使用しました。

お話を伺って現場調査に出かけてすぐにこれしかないと実感しました。
台形敷地で、前後の高低差もあり既製の据え置きのものでは、半分も納得してもらえないと思いました。規制のテラスを敷地に合わせて加工していくことにしました。（メーカーさん指示通りのオーダーとなるととても高いものになってしまいます。）こういった、チョッとした加工物は当社の得意とする分野です。
ホームセンターさんでは、あまり得意ではない部分ではないでしょうか？
また、お隣さんの視線・風雨から自転車を守るなどのためにも側面＋前面に目隠し（テラス囲いと言います）をしました。
エンボス調のポリカ波板で、外部からの違和感も感じられません。また、長年のホコリ・ゴミについてもあまり目立ちません。
建物から７０センチほど張り出しての敷地有効活用をしました。

既設の柱を利用して、同一メーカーのサイドパネルを取り付けました。
既設のカーポートの屋根はアクリル板でしたので（当時はこれが主流でした。）、サイドパネルは、ポリカ板にて取り付けました。
高さにおいては、５０センチ＋８０センチの２段で設置しました。